ぎらぎらと太陽光が照りつける真夏に、木陰に入るとほっとします。
体感温度がぐっと下がりひとごこちがつくものです。
では、木陰にいれば紫外線の心配はないのでしょうか?答えはノーです。
確かに頭上からの直射紫外線BとAは浴びずにすみますが、それでも油断はできません。
木陰にいても空中での散乱や地表からの反射によって、直射の場合の40〜50%の紫外線を受けてしまうからです。
地表からの反射は、アスファルトやコンクリートで20%、プールや海などの水面で20%、芝生や土で10%以下などといわれています。
真夏に海水浴に行って木陰にいたのに日焼けしてしまった、というケースはよくあります。
海面や白い砂浜は太陽からの直射をよく反射するからです。
このように木陰にいても紫外線BやAの害から逃れることはできません。
戸外に出て活動するということは、たとえ空から妨げても地表からの反射という紫外線を意識しなければならないのです。
(参考文献: 紫外線Q&A お日さまと仲良くつき合う方法 )
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